注文住宅の予算でお悩みの方はいませんか。
住宅の購入は、人生で一回あるかどうかの出来事ですよね。
「初めてでそんな大額な予算を決められない」とお困りの方が多いでしょう。
そこで今回は、予算の決め方を紹介します。
注文住宅を購入する上で、予算をしっかり決めることは、契約や建てた後の生活において重要です。
□予算の決め方とは
予算を決める時は、以下を考えながら予算の目安を決めましょう。
*頭金に捻出できるお金を決める
頭金とは、注文住宅を契約する前にあらかじめ一定の金額を支払うことです。
頭金は、現在すぐに無理なく準備できる金額の範囲で考えましょう。
頭金の予算を考えるときは、総資産から将来に必要な資産を引いた金額で求められます。
将来に必要な資産とは、住宅を建てた時に必要である家電製品や家具を準備するお金、自動車の購入や子供の学費といった、将来に家計を養うために必要である資産を指します。
また、これらの費用以外にも病気や冠婚葬祭による急な出費に備える資産を考慮する必要があるため、資金計画には余裕を持っておくのが良いでしょう。
家電製品や家具に関しては、約50万円が一般的です。
しかし、現在使っているものをそのまま使う場合はこれより安く見積れるでしょう。
*住宅ローンで借りられるお金を決める
住宅ローンを借りるとは、金融機関にお金を借りることです。
住宅ローンで借りられるお金を考えるときは、借りられる限度額ではなく、自分の毎月の収入を考えながら、無理なく返せるお金に設定しましょう。
一般的に、自分の収入の25%以内がおおよその目安です。
□業者からのローンを進める悪魔のささやきに負けない
誰もが、素敵で綺麗な住宅を好みますよね。
そこで注意する必要があるのが、注文住宅を検討中によくある業者からの「もう少し上乗せしてもご家庭の収入ならローンは通ります」というローンの勧めです。
業者側では、より高く購入してもらえるようにローンを勧めることが仕事であるため仕方のないことなのでしょう。
しかし、その悪魔のささやきを承諾すると、毎月かかる住宅ローンの金額が上がり、生活が苦しくなります。
住宅ローンは数十年間かかるものであり、毎月払えるお金がどの程度なのかについてはご自身が一番わかっています。
業者に何を言われても、自分の生活と照らし合わせながら慎重に自分で決めてください。
□まとめ
注文住宅の予算の決め方を紹介しました。
予算を決める時に常に意識するポイントは、生活に無理のない金額を考えることと、自分で決めることです。
注文住宅の購入は、人生の一大イベントです。
賢明な判断の下で、家族と過ごす素敵な住宅を購入してくださいね。