注文住宅でお悩みの方必見!木造住宅の特徴について解説します!

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注文住宅でお悩みの方必見!木造住宅の特徴について解説します!

注文住宅を検討中で、木造住宅に興味のある方は多いはずです。
しかし、木造の特徴を正しく押さえておかないと、理想的な住宅を建てることはできません。
そこで今回は、木造住宅の特徴と建てる際に気をつけてほしいポイントについて解説します。

□注文住宅を木造にするメリットとデメリットとは

注文住宅 外観

木造住宅とは、土台や柱などの構造体に木材を使用した住宅のことです。
これからメリットとデメリットの両方を紹介するため、ぜひ参考にしてください。

*木造住宅のメリット

まずは、木造住宅のメリットを3つご紹介します。
1つは、鉄骨造と比べてコストが安くなることです。
木造では、木材を使って構造体をつくるため、鉄骨造よりも材料費が安く、基礎工事にもあまり手間がかかりません。
また、木材には種類や厚みによってある程度の耐火効果があるため、下処理が簡単に済みます。

2つ目は、調湿効果があることです。
木材には天然の調湿効果があり、空気が乾燥する時期は、木材の中にある水分が空気中に放出され、乾燥を防ぎます。
一方で、湿気が多い時期には、空気中の水分を吸収し、湿気を緩和でき、カビの発生を防げるでしょう。

3つ目は、夏は涼しく冬は暖かく過ごせることです。
木は鉄に比べて断熱性が高く、外気温が室内に侵入するのを防ぐため、日本の気候に適しています。
暑い夏も寒い冬も快適に過ごせるでしょう。

*木造住宅のデメリット

木造住宅のデメリットは、鉄骨造に比べて強度や耐久性が低いことです。
耐久性の高い鉄骨造と同じ耐久性を保つには、柱や壁を多くする必要があります。
そのため、ワンフロアの広いリビングや高い吹き抜けなど木造では実現が困難な間取りもあります。

また、シロアリなどの害虫による被害を受けやすいのもデメリットの1つです。
シロアリはさまざまな隙間から家に侵入し、木材を食害します。
定期的な点検や防蟻処理を行うなど長く安全に暮らすためのメンテナンスをしましょう。

□注文住宅を木で建てる際の注意点

注文住宅 相場

ここでは、木造住宅を建てる際に注意してほしいポイントを2点説明します。
1つは傷がつきやすいことです。
天然の木から切り出した無垢材では傷がつきやすいため、椅子の足を引きずったり、お子さんが尖ったおもちゃで遊んだりする際は、注意は必要です。
また防水性が高くないため、床にこぼした水はすぐに拭き取るようにしましょう。

2つ目は、木造の良さを最大限に活用することです。
木造住宅では、シンプルな間取りにすることで自然の中にいるような安らぎを感じされます。
また、風通しのよさを考慮して間取りを工夫するのも良いでしょう。

□まとめ

この記事では、木で注文住宅を建てるメリットとデメリットについて解説しました。
木は自然素材であるため、こまめにメンテナンスをすることが大切です。
日本の気候にぴったりな木造で心地よい注文住宅を手に入れましょう。

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