注文住宅をお考えの方で、屋根選びにお困りの方はいらっしゃいませんか。
この記事では屋根の役割と機能を解説して、屋根選びのポイントをご紹介します。
ぜひお役立てください。
□屋根の役割と機能とは
屋根には雨風から建物を守るという重要な役割があります。
それ以外にも屋根は耐震や防音、耐熱などの役割があり、非常にマルチな役割を担っています。
屋根選びを考える際には、機能面でのポイントから考えると良いです。
ここでは機能面でのポイントについて詳しく解説します。
まず、雨風などの過酷な状況に耐えれるように、耐久性は特に重視すると良いです。
もろい屋根だと雨漏りすることがありますし、台風の際に屋根が崩落してしまうと非常に危険ですよね。
次に、地震の多い日本では耐震性についても注目しておきましょう。
大地震にも耐えられるような屋根の素材・重量にして、耐震対策を万全にしておきませんか。
また、防音性についても注目しておきましょう。
飛行機やヘリコプターの音、雨が屋根に当たって発生する音などがうるさいと気になってしまいますよね。
快適な生活環境のためにも重視しておきたいポイントです。
最後に、遮熱・断熱性についても注目すると良いです。
屋根の遮熱性が高ければ、夏場の室温上昇を抑えられるので、エアコン代を節約することも期待できます。
エコな部分も注目しておきたいポイントですよね。
□知っておきたい屋根の形の違いについて
ここでは代表的な屋根の形について4つご紹介します。
1つ目は切妻屋根です。
切妻屋根とは真ん中で2つに折れた形をしており、一般的によく見かけるなじみの深い形です。
特徴として比較的丈夫で雨漏りがしにくいという点があります。
また、構造が単純なため安価です。
2つ目は寄棟屋根です。
寄棟屋根は4方向に傾斜面がある構造で、切妻屋根の次によく見かける形です。
特徴として4方向から分散して雨風を受ける構造のため、耐久性に優れています。
台風の頻発する地域にお住まいの方には特におすすめします。
3つ目は片流れ屋根です。
片流れ屋根とは名前の通り一面だけの屋根のことです。
太陽光発電と非常に相性が良く近年人気が高まっています。
シンプルなデザインのため安価で、雨漏りがしにくいといった特徴があります。
4つ目は陸屋根です。
陸屋根とは水平な形で屋上のある屋根のことです。
豪雪地域などで落雪事故を防ぐためによく使われています。
屋上スペースを有効利用して、屋上庭園を作ることも可能な構造です。
□まとめ
今回は屋根選びのポイントについて詳しく解説しました。
マルチな機能を持つ屋根選びは考える点が意外と多くありますよね。
この記事を参考にしていただけると幸いです。