「家に地下室を設置したい」という方はいらっしゃいませんか。
この記事では、地下室を設置するときのメリットとデメリットについて詳しく解説します。
ぜひお役立てください。
□地下室を設置するメリットとは
地下室は床が地盤面より下にあるので、その特徴から様々な用途で使用できます。
ここでは、メリットを3点ご紹介します。
1点目は遮音性が高いということです。
地下室の周囲は土で覆われていますので、大きな音を出しても近隣の住民へ迷惑がかかりにくいです。
そのため、シアタールームを設置することもできます。
自宅で大きなスクリーンと大音量で映画を見れるのは至福の時になりますよね。
また、楽器演奏が好きな方にとっては音楽スタジオを設置してみても良いですね。
このように地下室を作ることで、趣味に没頭できる空間を作ることができます。
2点目は温度が一定に保たれることです。
夏は涼しく、冬は暖かいことから、年中ある程度一定の気温で過ごすことができます。
この温度を上手く利用して、冷暗所での保存が望まれるワインを保存できます。
ワインを楽しむ方にとってワインセラーとして利用できる地下室は魅力的ではないでしょうか。
3点目は耐震性が強いことです。
地震の際、地中にある地下室は揺れの影響を受けにくいため、壊れる危険性が低いです。
それゆえ、災害時のためのシェルターや貴重品の保管庫として利用することもできます。
□地下室を設置するデメリットとは
幅広い用途に利用できる地下室は魅力的ですが、やはりデメリットもあります。
ここでは、デメリットについて3点ご紹介します。
1点目は結露しやすいことです。
湿気を含んだ空気は重くなるので下の方にたまってしまいます。
そのため、十分に換気をしないと地下室に結露が発生しやすくなりカビの原因にもなります。
2点目は浸水しやすいことです。
近年頻発して起こる集中豪雨により、地下室は浸水してしまう恐れもあります。
一度浸水してしまうと、内装の張替えなど大掛かりな修理が必要になってしまいます。
そのため、浸水対策は万全にしておきましょう。
3点目は費用が高いことです。
地下室を作るには、敷地を掘り、土を処分し、コンクリートで部屋の形状を作る必要があります。
そのため地上の同じ面積と比べて2倍以上の費用がかかってしまいます。
この点が一番のデメリットと言えるでしょう。
□まとめ
この記事では、地下室を設置することのメリットとデメリットについて解説しました。
趣味の場や収納など幅広い用途で使えてよいですよね。
注文住宅をお考えの方はこの記事を参考に地下室を設置してみてはいかがでしょうか。