「狭小住宅に住みたいけど、家具をどのように選べば良いか分からない」
「狭小住宅を少しでも広く見せるコツが知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
狭小住宅でも、家具をうまく選べば広々とした印象にできますよ。
今回は、狭小住宅での家具選びのコツを世田谷区の建築会社が解説します。
□狭小住宅の家具選びのポイントをご紹介
まず、狭小住宅の家具選びのポイントをご紹介します。
1つ目のポイントは、スペースを取らないコンパクトな家具を選ぶことです。
狭小住宅では、空間が限られているため家具の大きさはとても重要です。
リビングに設置するソファはコンパクトなものにし、周りにオットマンを設置してみましょう。
来客時には１人掛けソファとして、くつろぎたい時にはカウチソファのように足を伸ばして使え、ソファ空間が便利で快適になるのでおすすめです。
2つ目のポイントは、ルーバーデザインとロースタイル家具で部屋を広く見せることです。
ルーバーデザインとは何か疑問に思われた方も多いでしょう。
ルーバーデザインとは、穏やかに打ち寄せる波から発想を得たデザインのことで、横に広がるラインが特徴です。
この横に広がるラインが部屋を横に広く見せてくれるので、リビングに取り入れると開放的な印象にしてくれます。
また、ロースタイル家具とは天井を高く見せるための家具のことで、空間を広く見せたい狭小住宅とは相性が良いと言えるでしょう。
寝室にはローベッドを置くことで圧迫感を軽減でき、リゾートホテルのようなスペースが実現します。
このように、ルーバーデザインとロースタイル家具を組み合わせて縦にも横にも広く見えるよう意識してみましょう。
最後は、ブルーカラーで開放的な空間を生み出すことです。
ブルーと聞くと皆さんは何を思い浮かべますか。
海や空のように広くて高いものを思い浮かべるでしょう。
住宅の空間にもブルーの家具を取り入れることで、清涼感が部屋に加わりさわやかな印象にしてくれますよ。
□狭小住宅でのインテリアのアイデアをご紹介
続いて、狭小住宅のインテリアのアイデアを３つご紹介します。
＊鏡で空間に広がりを持たせる
1つ目のアイデアは、鏡を使って空間に広がりを持たせることです。
飲食店やスーパーの陳列棚で、鏡を使って奥行きを出しているのを見たことがありませんか。
鏡には、部屋全体を広く見せる効果があります。
床に直接置くとさらに効果が期待できるでしょう。
＊バンキングバスケットを用いて壁面に緑を飾る
2つ目は、ハンギングバスケットを使って壁面に緑を飾ることです。
狭小住宅では空間が限られているため、緑を置くことを諦めてしまっていませんか。
ハンキングバスケットなら、壁を利用して室内に緑を取り入れられます。
植物があるだけで、家族にとっても来客にとっても癒しの家にできますね。
＊ボリュームのある雑貨を高い位置に飾る
最後は、ボリュームのある雑貨を高い位置に飾ることです。
インテリアは、床や棚の上など、目線に近い部分に気が取られがちです。
ですが、狭小住宅では天井近くのスペースも意識してみましょう。
おしゃれなドライフラワーやフレームを天井近くに飾ることで、縦の広がりを感じさせてくれますよ。
□狭小住宅の家具を搬入する際の注意点をご紹介
最後に、狭小住宅の家具を搬入する際の注意点をご紹介します。
狭小住宅は狭い土地に建てられているので、家具の搬入に注意が必要です。
どんなに自分好みの家具を選んでも、室内に搬入できなければ意味がありません。
そこで、狭小住宅における家具搬入の際の注意点を3つ見ていきましょう。
まず1つ目は、事前に搬入経路を確認することです。
家具を搬入する際には、事前に家具を運ぶ玄関から部屋までの経路の確認が必要です。
特に、階段では手すりに引っかかることが多いので、手すりから内側の長さを測定しておきましょう。
2つ目は、商品の梱包サイズを確認することです。
ネットで商品を注文した場合は、梱包サイズをSPEC欄から確認しましょう。
注目するポイントは、一番長い辺と一番短い辺です。
一番長い辺が搬入経路の一番長い辺を下回り、一番短い辺が搬入経路の一番短い辺を下回れば、ほとんどの場合は搬入できるでしょう。
3つ目は、実際に搬入する際には布や毛布を活用することです。
狭小住宅のように狭い住宅では、余裕を持って家具を搬入できないケースがあります。
そんな時に壁や天井に当ててしまい、大切な住宅を傷つけたくないですよね。
「この家具は搬入できるけど、ギリギリだな」
このように思った際には、毛布や布でくるみ、壁や天井を傷つけないようにしましょう。
□まとめ
今回は、狭小住宅での家具選びのポイントをご紹介しました。
雑貨や色をうまく使えば、快適でおしゃれな狭小住宅を楽しめそうですね。
当社では、都心で狭小住宅を建てるお手伝いをしています。
東京での暮らしを満喫できる、快適な住宅を建ててみませんか。
気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。