注文住宅でお悩みの方必見!トイレ設計の失敗例やポイントをご紹介します!

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注文住宅をお考えの方でトイレに設計でお困り方はいらっしゃいませんか。
トイレの設置数や場所を間違えると、使いにくいトイレになってしまいます。
そこで今回はトイレ設計の失敗例やポイントについてご紹介します。

□トイレ設計での失敗例

ここでは実際にあったトイレ設計の失敗例を3つ紹介します。

1つ目は、ショールームで見かけた最新式トイレを取り入れた場合の失敗例です。
ショールームのトイレをそのまま取り入れる際には、高さに注意が必要です。
実際にトイレを使ってみると、便座が高くてかかとが床につかなかったという話があります。
トイレを設置する際には担当の設計士に相談すると良いでしょう。

2つ目はトイレ内にコンパクトサイズのシンクをつけた場合の失敗例です。
一見トイレ内にシンクをつければ、その場で手洗いができて楽だと思いますよね。
しかし、実際には手を洗うと水がはねて、シンク廻りや床がびしょびしょになって掃除が大変だったという話があります。

トイレ内にコンパクトの手洗いを設ける際には、水が跳ねにくい形のものか、サイズが大きいものを選びましょう。

3つ目は、トイレに窓をつけた際の失敗例です。
窓をつけると換気ができて良いですよね。
しかし、冬になると冷気が入って寒かったというデメリットがあります。
さらには、結露ができるようになったという話もあります。

そのため、トイレに窓をつける際には、冬の寒さを考えて断熱性の高いものを選びましょう。
場合によっては、設計者だけでなく、住宅展示会の担当者に聞いてみるのも手段の1つです。

□トイレ設計のポイント

トイレ設計で成功するためのポイントは3点あります。

1つ目は使いやすい設置場所を考えることです。
トイレの設置位置を考える際には、使用時の音に注意しましょう。

トイレの音は来客時だけでなく、家族に聞かれるのも困りますよね。
そのため、トイレの位置は音が響きにくい死角となる場所を選びましょう。

脱衣所付近や、廊下の突き当りがおすすめです。
音も響きにくく、出入りも目立たないうえ、デッドスペースの有効活用や水回りをまとめることで建築費用の節約にもなります。

2つ目は、トイレの数です。
トイレの数が少ないと、朝の家族全員が忙しくなる時間にトイレの渋滞が起こる原因となります。
また、お腹が痛くなった時にトイレが使用中だと大変困りますよね。
家族の人数が多いとその分、数も必要になるでしょう。

目安ですが、2階建てに4人家族で住むなら、1階と2階にそれぞれ一基ずつあると便利です。
設置すればその分だけスペースや費用が必要となります。

そのためトイレの数は、間取りや予算、人数や住宅の階数を考慮して計画しましょう。

3つ目は、トイレの広さです。
トイレの広さは0.5から1畳ほどの広さが一般的ですが、使う人によって様々です。

スペースがコンパクトだと座ったままドアノブに手が届きやすいというメリットがあります。

一方で車いす生活を想定して、2畳ものスペースを検討する方もいます。
将来必要になった時のために備えたい方は、予め2畳ものスペースを確保しておき、余ったスペースを収納として活用すると良いでしょう、

□まとめ

トイレ設計の失敗例やポイントについて解説しました。
失敗例から学び、納得のいくトイレを目指しましょう。
この記事がご自身のトイレ設計の参考になれば幸いです。

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