注文住宅で土間を作る メリットとデメリットを紹介します!

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注文住宅で土間を作る メリットとデメリットを紹介します!

昔と比べ注文住宅で土間を取り入れる人は減っています。
ですが、土間には雨風に強い、涼しくなるなどのさまざまなメリットがあります。
土間を設置することでおしゃれな空間にもなります。
今回は、注文住宅で土間を検討中の方へ、土間のメリット、デメリットを説明しますので、購入する際の参考にして下さい。

□土間のメリットは

土間を設置するメリットを3つ紹介します。

第一に、床にコンクリートを流して施工するため、夏は涼しくなることです。
また広い空間であれば、空気の入りが良く、良質な空気が入ってくるので気持ちよく過ごせます。
風通しが良いと体感温度が下がり、夏場でもクーラーがいらないため電気代の節約にもなるでしょう。

第二に、雨風に強いことです。
土間はコンクリートで作られているため、雨の日であっても水を気にする必要はありません。
床が濡れる心配をしなくて良いため、出入りがしやすくなるでしょう。

また土間は収納スペースにも活用できます。
家財道具、灯油などあまり使用頻度がなく、外での保管が難しい物の収納スペースとして利用してみて下さい。

第三に、第二のリビングになることです。
土間があれば、外から来た人と雑談できます。
お互い気を遣わず気兼ねなく会話できるでしょう。

また土間は、椅子代わりにも使えます。
リビング側にあれば部屋も広く感じられるでしょう。

□土間のデメリットは

先程は土間を設置するメリットを紹介しましたが、今度はデメリットを3つ紹介します。

第一に、冬場は冷えやすく寒いことです。
土の上に作られるので、土の冷たさが伝わりやすいです。
構造上、夏は涼しいですが、冬は寒いので寒さ対策は万全に行いましょう。

第二に、段差ができやすい点です。
土間は土の上に作られ床は上に設置されるため、段差ができやすいです。
若いうちは少しぐらいの段差があっても問題ないかも知れませんが、歳を重ねると階段が大変に感じられるでしょう。

第三に、部屋の行き来が面倒な点です。
土間から他の部屋に移ろうとすると靴を脱いだり、履いたりする必要があります。
煩わしさから部屋と部屋を分断する恐れがあります。
適切な場所に作れば解決できることもあるので専門家に相談しましょう。

□まとめ

今回は、土間のメリット、デメリットを紹介しました。
土間を設置すると夏涼しくなったり、来客が訪問しやすくなったりするなどのメリットがあります。
しかし、冬は寒い、歳を取ると段差が大変になるなどのデメリットもあります。
デメリットにも気を付け、注文住宅に土間を取り入れましょう。

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