マイホームを建てるのは人生の一大イベントですよね。
「間取りや内観をどうしようか」と考える作業は楽しいものです。
しかし一方で、ある程度金額がかかるため、少しでも予算を抑えたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
今回は、注文住宅で予算を抑えるポイントをお伝えしましょう。
□間取りで予算を抑えよう
どのような間取りにするかもう決まっていますか。
間取りによってはコストを抑えられるので、ポイントを押さえておきましょう。
*水回りを一か所にまとめる
水を使う場所では配管工事が必要となるため、一か所に集めることで工事費を少なくできます。
トイレと水面所、浴室を隣同士にするのがいいでしょう。
キッチンでも水を使うため、できるだけ近い位置に設置するのがおすすめですよ。
また、2階にはトイレを設置せず1階だけに設置することで、工事費だけでなく設備費も削減できます。
ライフスタイルや家族の人数を考慮にいれて、間取りを考えてみてください。
*和室を作らない
「実家に和室あったけど、使っていなかった」「畳で過ごすよりも、ソファや椅子で過ごすほうが多い」という方はいませんか。
和室がどうしても欲しい場合でなければ、作らないようにしましょう。
和室は複雑な工程が必要なため、洋室よりもコストがかかる場合が多いです
最近は和室の代わりに小上がりのスペースを作るのが人気なので、検討してみてください。
□材料や工法で予算を抑えよう
注文住宅では、間取りだけでなく壁や天井にどの塗料を使うか、どの工法で塗るかを決められます。
内装の壁紙やフローリングの素材を変えることでコストダウンできる場合があるので把握しておきましょう。
例えば、壁の仕上げには様々な種類がありますが、最も低価格でできるのはクロス塗りでしょう。
壁は一番面積が多い部分なので、使う材料を変えるだけで仕上がりの金額が大きく変わります。
皆の集まるリビングや趣味の部屋は好みの仕上げ材にして、目立たないクローゼットや落書きされる可能性のある子供部屋の壁には低コストのものを使うのはどうでしょうか。
床材の場合は、一番過ごす時間の長いリビングだけ断熱性能のあるものを使い、水回りの部屋や収納スペースの床だけ低価格のものを使うのがおすすめです。
このように、こだわりたい部屋には優れた素材を使い、妥協できる場所には低価格なものを使うという風にメリハリをつけるといいですよ。
また、ドアの設置を少なくするのもおすすめです。
玄関やリビングのよう使うドアは、いい素を使いましょう。
一方で、収納部屋や水回りのスペースは、扉を使わずカーテンや簡単な仕切りを使うことで、コストダウンできます。
□まとめ
今回は注文住宅で予算を抑えるためのポイントを紹介しました。
こだわりたい場所にはお金をかけて、目立たない場所や妥協できる部分は低価格にする。
予算を抑えつつ、理想のマイホームを建てたい際は参考にしてください。