「家の中に小さな庭が欲しい」「近所の目を気にせず庭でくつろぎたい」とお考えの方はいませんか。
家の中に自然があるだけで、一気に明るく爽やかな印象になりますよね。
今回は中庭を作れるロの字型住宅とそのメリット・デメリットを紹介しましょう。
□ロの字型住宅とは
自然を感じられる住宅に憧れている方が多いのではないでしょうか。
中庭を作れる間取りの一つがロの字型住宅です。
ロの字型住宅は、言葉の通り上から見た際にカタカナのロの字に見えます。
中庭を完全に取り囲む構造になっているため、外からの視線を気にする必要がありません。
プライバシー確保しつつ、庭でくつろいだりガーデニングしたりできるのはうれしいですよね。
□ロの字型住宅のメリット・デメリットとは
ロの字型住宅のメリットは、住宅の真ん中に中庭を設けることでどの部屋も明るくできる点です。
一般的な住宅の場合、どうしても日の当たらない場所ができますよね。
しかし、ロの字型住宅ではどの部屋にも満遍なく日の光が当たります。
「朝に日の光を浴びたい」「人工的な光よりも自然の光が好き」という方にはおすすめですよ。
中庭の窓を開ければ風通しがよくなるため、解放感も一層上がります。
プライベートな空間で、安心に楽しめるのも魅力の一つです。
「外でストレッチやヨガをしたいけど、周りの視線が気になる」「子供たちを外で遊ばせたいけど、外は車がよく通るから心配」という方が多いのではないですか。
完全に取り囲まれた中庭であれば、他人の視線は気になりませんし、子供たちも安全に遊べます。
ガラス張りにすることで、子供たちが遊んでいる様子を家の中から見守れるのでうれしいですよね。
一方でデメリットがあることも把握しておきましょう。
まず、庭の管理が大変になる可能性があります。
家の中にお洒落な中庭があると明るく爽やかな印象になりますが、それを維持するのは大変です。
いつも目に付く中庭が、雑草や枯れ葉だらけだと見栄えが良くないですよね。
掃除や雑草抜きはある程度する必要があります。
しかし、庭の手入れやガーデニングが好きな方には苦に感じないデメリットでしょう。
また、部屋が狭くなったり家事が大変になったりする場合があります。
真ん中に庭のスペースを作るため、大きい部屋が確保できにくくなります。
庭のサイズと部屋の大きさは、ライフスタイルを考慮に入れて慎重に話し合いましょう。
また、晴れの日や明るい時間帯は中庭をショートカットして部屋の行き来ができますが、雨の日や暗い時間帯は、遠回りをする必要があるため家事が大変になります。
□まとめ
今回はロの字型住宅のメリット・デメリットをお伝えしました。
家の中に庭を設けて、解放感溢れる家にするのはどうでしょうか。
メリット・デメリットを踏まえて、検討してみてください。