注文住宅でシニア向けの間取りとは?快適な暮らしのポイントをご紹介!

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注文住宅でシニア向けの間取りとは?快適な暮らしのポイントをご紹介!

「定年退職を終えて、夫婦2人で新しい暮らしを始めたい」「現在の家が老朽化したため、そろそろ住み替えたい」とお考えの方はいませんか。
間取りによっては、住みやすい解放感のあるお住まいにできますよ。
高齢者に優しい間取りとポイントをご紹介します。

□高齢者が快適に暮らせる家とは

年齢を重ねるにつれて、どうしても体力や筋力が衰えます。
憩いの場である家が、「段差が多くて怖い」「暗くて閉鎖的になる」ようだと落ち着けませんよね。
今回は、そのような不安が解消できる間取りとポイントをお伝えしましょう。

*LDKが一体になった間取りにする

リビングは1日のほとんどを過ごす場所であり、自然とみんなが集まってくる場所ですよね。
キッチンにいる際にも、リビングにいる人たちの様子が見られる間取りにするのがおすすめです。
やはり人の気配を感じられる場所は安心しますし、手伝ってほしいときにすぐ声をかけられる間取りはうれしいですよね。
また、仕切りをなくしLDKを一体にすることで、閉鎖的な空間がなくなり、配膳や移動の手間も最小限にできますよ。

*浴室とトイレは転倒やヒートショック対策が大切

浴室やトイレは毎日使う場所なので、使いやすい作りにしたいですよね。
なかには転倒やヒートショックが心配という方がいるのではないでしょうか。         

まず、転倒を防ぐために段差のないゆとりのあるスペースにするのがおすすめです。
広いスペースにすることで、補助の人がいた場合でも余裕をもって使えます。

ヒートショックを防ぐためには、浴室に暖房機能を付けると安心でしょう。
浴室やトイレを玄関付近に設置する方が多いですが、寝室の隣にするのもおすすめですよ。
湯冷めや夜にトイレに行く際に身体が冷えるのを防げます。

□夢のある暮らしを実現するためには

仕事を退職して「菜園を始めたい」「明るい和室で読書を楽しみたい」などの要望がある方はいませんか。
安心できるお住まいで、趣味を楽しむ夢の暮らしをしたいですよね。

家庭菜園を楽しみたい方は、キッチンやダイニングの隣にデッキを設置するのがおすすめです。
キッチンの側に作れば、すぐに育てた野菜や果物を取って調理することができるため、便利ですよ。
デッキと床の高さを同じにすることで、何度出入りをしても苦に感じないでしょう。

また、和室で趣味を楽しみたい方は、リビングの横に小上がりの畳のコーナーを作るのがおすすめです。
リビングの人と畳に座ったままコミュニケーションがとれますし、障子をしめれば独立した落ち着いた空間にできます。

□まとめ

高齢者に住みやすい間取りとポイントについてご説明しました。
ライフスタイルに合わせて、お住まいを設計するのは楽しいですよね。
ぜひ、参考にしてみてください。

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