注文住宅での生活を快適にするために!お風呂で意識するべきポイントを解説します!

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せっかく注文住宅を建てるのであれば、毎日の疲れを癒してくれるお風呂はこだわって作りたいものです。
そこで本記事ではよくあるお風呂に関する後悔と注意点を解説します。
本記事をご覧になると、意識するべきポイントが明確になりますので、ぜひ参考にしてください。

□よくあるお風呂に関する後悔とは?

多くの方が後悔しているポイントは何なのでしょうか。
ここではよくある失敗をご紹介します。

1つ目はジメジメしていてカビ臭いことです。
これが起こるのは日当たりの悪い北側にお風呂を設置するからです。

「24時間換気扇を回しているから窓は設置しない」
「ほとんど夜しか入らないから日当たりは重要じゃない」
「1日のうちで使用する時間は短いから」
このような理由から、日当たりの悪い場所に追いやられてしまう浴室ですが、このような後悔の原因になってしまいます。

いざ住んでみると常にジメジメしていて、暗い浴室に嫌気がさしてしまうという方が多いです。
お風呂を快適に楽しみたいという方は北側に設置しない方が良いでしょう。

2つ目は壁や床の色です。
スタイリッシュでクールな印象が強い黒色が採用されることが多いですが、これにはある欠点があります。
それは水垢汚れが目立ちやすくなるということです。

カルキの水垢は白く残るため、壁や床の色を黒にすると非常によく目立ってしまいます。
もし使いやすい色だからという理由で黒色を選ぶのであれば、白色を採用することをオススメします。
また、掃除に時間をかけたくないという方も白色を選ぶと良いでしょう。

3つ目はお風呂が狭すぎたということです。
LDKや個室のスペースを優先してしまったがあまり、お風呂のスペースが狭くなってしまったという方は多いです。

「お風呂の間取りを狭くしてしまったせいで、家族で入るのにストレスを感じる」
このように感じてしまうので、お風呂での家族との時間を大切にしたいという方は広めにとっておくことをオススメします。

4つ目は窓のサイズです。
先ほど日当たりが重要だと申し上げましたが、窓のサイズを大きくしすぎたせいで後悔してしまったというケースもあります。
「換気と採光のために窓のサイズを大きくしたら冬場に寒くて大変」
このように後悔している方が多いです。

浴室に窓を取り入れると断熱性能が落ちて暖かいお湯がすぐに冷めてしまったり、防犯面のリスクが高まったりすることが考えられます。

□お風呂作りで考えるべき注意点をご紹介!

ここまでよくある後悔をご紹介してきましたが、そのほかにも注意していただきたいポイントがあります。
そこでここからはお風呂作りで考えるべき注意点をご紹介します。

*扉の検討

お風呂の入り口になっているドアは、真ん中で折れる折れ戸と室内側に開く開き戸、横にスライドする引き戸の3つがあります。
それぞれの扉に特徴がありますので、詳しく解説していきます。

まずは折れ戸です。
これは開閉する際に周りのスペースを圧迫しない点が特徴です。
ただ、他の扉と比較して溝が多いため掃除が大変になるという側面もあります。

次は開き戸です。
開き戸は折れ戸のようなレールが存在しないため掃除がしやすいですし、構造も簡単で故障の心配がありません。
ただ、浴室の内側に向けて開くので少々スペースをとってしまうというデメリットも存在します。

最後は引き戸です。
引き戸は扉が横にスライドして開くため、開口の幅を広く取れ、介護の際に負担が少ないというメリットがあります。
ただ、下に160センチメートルほどのレールが必要になるため、洗濯機などが隣に置いてあると奥の方の掃除が大変になるというデメリットがあります。

*カビ対策

お風呂は湿気がこもりやすいためカビが発生する可能性が高いです。
そのため、あらかじめカビをどう対策するのか、どのように対処するのかを考えておかないと、暮らし始めてから掃除が大変になってしまいます。

カビ対策として重要になってくるのが継ぎ目と浴室乾燥機の2つです。
それぞれの対策について詳しく解説します。

1つ目のポイントは継ぎ目です。
カビが最も発生しやすいのが床と壁の間や、棚や鏡の継ぎ目に施工されることが多いコーキングです。
そのため、可能な限り使用するコーキングの量を抑えるために、壁のパネルとチョイスしたりシンプルな作りにしたりするという対策がオススメです。

2つ目のポイントは浴室乾燥機です。
温風を出してくれる浴室乾燥機を設置すると、湿気をサッと乾かしてカビの発生を抑えてくれます。
どちらかというと洗濯物を乾燥させるために使用されますが、お風呂に入った後に稼働させても効果的に利用できます。

□浴槽の種類の選び方を解説!

浴槽はどのようにして選べば良いのでしょうか。
選ぶ際に注目したいのが浴槽の材質です。
ここでは浴槽の材質のメリット・デメリットを解説します。

まずはFRP製の浴槽です。
これはガラスの繊維とプラスチックを混合させて作られた強度の高い素材です。
保温性や耐久性、耐水性に優れており、手入れが簡単だという特徴があります。
ただ、傷や汚れが目立ちやすいという面もあります。

次はホーロー製浴槽です。
ホーローとはアルミニウムや鉄のような素材に、ガラスをコーティングした素材です。
肌触りや色合いが良いということで多くの方から人気を集めています。
デメリットとしては保温性が他の浴槽と比較して低く、保温材が必要になるという点があります。

最後はステンレス製浴槽です。
ステンレスとは鉄とクロムと混ぜ合わせた素材のことで、直訳すると錆びないという意味になります。
耐久性や保温性が高く、傷がつきづらいというメリットがある一方で、カラーステンレスにした場合塗料が剥げやすいというデメリットも存在します。

このように、浴槽の材質によって特徴が異なります。
どのようなお風呂作りを目指しているのかによって選ぶべき素材は変わりますので、今一度理想としているお風呂像を決めるようにしてくださいね。

□設置不要なオプションには何がある?

最後に設置しなくても問題ないオプションについてご紹介します。
注文住宅でお風呂作りをしていると、どうしてもいろんなオプションをつけたくなってしまいますよね。
しかし、オプションを追加したものの、使わなくなったというケースも少なくありません。
そこでここでは使わなくなる可能性が高いオプションをご紹介します。

まずは浴室のテレビです。
家族が多い場合、浴室でテレビを見始めてゆっくりしてしまうと次の人がなかなか入れなくなって禁止されるケースがあるようです。
また、夜遅くなってお風呂を見始めても音の問題があります。

ミストサウナも多くの方から人気ですが、使う機会が少ない方も多いようです。
もちろん、浴室暖房や浴室乾燥などのように意見が分かれるオプションも存在し、取り入れて正解だったオプションもあるでしょう。

しかし、それぞれの家の家族構成や生活スタイルによって必要なオプションとそうでないオプションが変わってきます。
オプションを検討する際は、一度周りの生活スタイルを考えず、ご自身の生活について振り返ってみると後悔のないオプション選びができるでしょう。

□まとめ

注文住宅をお考えの方に向けて、お風呂についてよくある後悔や注意点について解説しました。
快適なお風呂を作れると、生活の満足度が一気にアップしますので、本記事を参考に、ぜひ理想のお風呂を実現してくださいね。

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